サウナにハマりそうな話
サウナにハマりそうなヨルキノです。
とあるVtuberがサウナの話をしていて、「ととのう」という概念を知りました。
俗に言う「キマる」というやつらしくて、とっても気持ちいいと。
私は非日常体験が好きなのですが、いかんせん他人と関わりたくない性分でして。困ったものです。
なので、特に人と話す必要のない(むしろ現在はおしゃべり厳禁な)サウナは、私にとって天国みたいな場所でした。
昔のサウナの印象は、汗を流す健康志向の年配者が好む施設といったかんじ。
サウナファンの友人が、私が東京に住んでいた頃に、
「池袋のかるまるって場所に行ってきてほしい」
と頼んできました。
いやあ…すごいですね、かるまる。
アウフグースと呼ばれる、スタッフがタオルで扇ぎ、熱気をサウナ内のお客さんにぶつけてくるやつ。
マジで暑い。というか熱い。
そして、スタッフさんの扇ぎ方よ。
舞ですよ舞。
パフォーマンスとして別料金とれるレベルの激しく美しい動作。
ピザを手のひらで回すような動きとか、非日常が好きな私からすれば感動する技術です。
死ぬほど汗を流して、その後は水風呂に入ります。
サウナーの方なら当たり前の話だと思いますが、汗をかいたあとはかけ湯などで汗を流してから水風呂に入りましょう。
その水風呂が「サンダートルネード」という名前なのですが(厨二感強くて好き)、名に恥じぬ規格外の仕様となっています。
一度でも水風呂に入った経験のある方ならご存知と思いますが、水風呂に入って少しじっとしていると、温度に慣れてくるというか、自分の周りを包むような温度を纏い始めます。
これを「はごろも」というらしいのですが、サンダートルネードは「はごろもを吹き飛ばします」。
流れるプールよろしく、流れる水風呂です。
これ死人がでるんじゃねぇの?と不安になるくらいの冷たさ。
ちなみに、立ち湯となっており、入った瞬間から全身を強烈な冷水が襲います。
特に足先の方は氷水に浸したときみたいな痛みすら走る。
形容するまでもなく地獄。
私は5秒ほどであがりました。もちろん死の危険を察知したからです。
そして最後に外気浴。
かるまるには、ベランダが用意されており、そこにプラスチックの椅子が設置されています。
サウナーのみなさんが「ととのい椅子」と呼ぶものですね。
このととのい椅子に座ってリラックスすることで気持ちよくなります。
感覚としては、お酒を飲んだときの一口目をずっと楽しんでいるかんじです。
三分くらいぐったりしていると、先程アウフグースをしてくれたスタッフさんが扇ぎにきてくれました。
思わずニヤニヤしてしまうほどの気持ちよさ。
私は早朝にかるまるへ行ったのですが、格子状の柵から漏れる朝日の温度と心地よい風で日本の都会にいることを忘れていました。
まさに都会のオアシスです。
ちなみに、早朝(4時〜9時)に入店すると、1980円と安く楽しむことができます。
一般料金は2980円で、深夜(0時〜4時)だと入館料+1980円になってかなり高額になってしまいますのでご注意を。
趣味がほしいけど、人と深く関わりたくない…って人はサウナおすすめです。
今回はこの辺で。寂しいのでコメントお待ちしております。
ではまた。
これまでについて
はじめまして。ヨルキノといいます。
中身がからっぽな人生を送ってきました。
みなさんは好きなこと・得意なことはありますか?
私には少しあります。
例えば文章を書くこと。
ただ、人に読ませるための文章ではなく、自分が満足するためのもの。
だから役に立たない。
他にも歌うことや喋ることとか、好きなことはいくつかあります。
その全てが得意(他者からの需要)から外れている。
『好きこそものの上手なれ』
という言葉がありますが、あれは私には当てはまらない。
人より少し優れているものがあるとすれば、学生時代の立ち幅跳びくらい。
友人から「お前は何ならできるの?」と言われたときに、己の無能さに打ちひしがれました。
誰かから求められるものを作ることが苦手な私でも、なんとなく死にたくないから、生きていかなければならない。
誰かからなんと言われようと、得意なものを身につけるまで辞めてはならない。
クソ遠回りでも、挑戦と継続を試してみようと思います。
なんとなく誰かの役に立ちそうなものを作ってみます。
読んでくれたあなたが、少なくとも今日くらいは幸せであることを祈っています。
ではまた。